北海道命名150年の節目の年に相応しく、アイヌ民族のおもてなし料理を、樺太アイヌの血を引きアイヌ文化伝承の語り部「楢木貴美子さま」より学びました。
〜本日のメニュー〜
☆キト飯 ☆ハスカップ飯 ☆プクサキナオハウ(汁物) ☆ラタシケップ(混ぜ物) ☆ムシ(冷菓) ☆セタエント茶
☆キト飯
行者ニンニク 百合根 トッカリ油→グレープシードオイル(代替品) 食用菊(モッテノホカ)
☆ハスカップ飯
ハスカップ シコロ(キハダ)
☆プクサキナオハウ(汁物)
鮭 ニリン草(フクラベ) ヤチブキ
☆ラタシケップ(混ぜ物)
シコロの実 菱の実(ベカンベ)
☆ムシ(冷菓)
鮭皮 栗 百合根 ツルコケモモ(フレップ) 銀杏
ムシ(冷菓)を固めるのに「生鮭の皮のみじん切り」が2匹分必要とのことで、
野菜ソムリエコミュニティ札幌の石川さん鈴木さんわたしで鮭を食べまくりました。
おかげで鮭料理のレパートリーが増えました。
アイヌのおやつは鮭のコラーゲンで固めていたんですね!!
実は、北海道150年事業にエントリーする際に、北海道150年に相応しいイベントを企画したいと思い道庁へお話を伺いに行きました。
そのお話の中で、北海道の先住民族であるアイヌの「食文化」について学びたい思いが芽生えましたが、伝手が無く企画を実現させる事ができませんでした。
野菜ソムリエコミュニティ札幌会員の石川洋美さんと鈴木尚美さんから「先住民族アイヌの食文化を学ぼう」の企画の申入れをいただき、私はとても嬉しく思いました。
準備等もとても大変で、石川さん鈴木さんにはご苦労をおかけしてしまいましたが、参加者の皆さんに喜んでいただき大成功のイベントとなりました。
楢木先生、河波先生とのご縁を大切にし、これからもアイヌの食文化について学び続けていければと思います。
野菜ソムリエコミュニティ札幌 竹居田尚子
~参加者の皆さま~
鈴木尚美さん 楢木貴美子先生 石川洋美さん 河波まさ子先生