厚生労働省【平成28年 国民健康・栄養調査】によると北海道民の野菜摂取量は男性1日276gで全国35位、女性は1日280gで13位。食塩摂取量は男性が1日に10,7g 女性が9,1gで厚生労働省が定めた目標値「男性8g未満、女性7g未満」を超える。北海道民の食は野菜が少なく塩分が多いという事になる。ちなみに野菜の摂取量が日本一なのは長野県で男性352g、女性335g。全国平均の男性284g 女性270gを超えている。
「1日に野菜を350g以上食べましょう」と言われている昨今、なぜ(成人が)野菜を1日350g以上摂取する必要があるのか??
野菜は食物繊維やビタミンC、カルシウムなどの 人体に必要な栄養素や 老化を防ぐ抗酸化作用を持つ成分を含む。国は2000年に始めた国民健康づくり運動「健康日本21」で、これらの成分を大人が必要な分だけ取り込むための野菜の1日の野菜の摂取量を350g以上と定めた
野菜の摂取は循環器疾患や ガン予防などにも効果的に働くと考えられるとして健康増進の中心ともいえる。「冬の時期は野菜が高い」とか「1日350g食べるのは難しい」と聞こえてくるのも現実ですが少しの工夫で それもクリアーできるはづ。日に日に増してくる寒さも春に向けて乗り越えていきましょう
参考資料:「平成28年 国民健康・栄養調査(厚生労働省)」「北海道新聞 2017年12月12日」より
投稿:高橋 良一 (野菜ソムリエpro)