春の日差しがまぶしく、力強く感じられるきょうこの頃。
スーパーや青果専門店でも少しずつ道内産の野菜が並ぶようになってきましたね♪
野菜ソムリエコミュニティ札幌では3月7日(土)にとっても春らしい楽しい講座を開催しました!

べジスイーツプランナー、そしてこのコミュニティの会員でもいらっしゃる小川理代さんを講師にお迎えして【なばなと苺の春色モンブラン】を教えていただきました。

座学(なばなと苺の勉強会)時の資料も作成しました。

お茶の準備もできました。

本日の主役たちも出番を待っています。
苺は「とちおとめ」、なばなは、きれいな緑色をだすために西洋なばなを使います。本日は「三重なばな」
生憎の雨&雪というお天気にもかかわらず、参加者のみなさんは全員早めに到着されて開始予定の10分前から講座がスタート。

理代先生からレシピと調理手順の説明を受けます。
江別産の小麦粉、油はバターではなく太白ごま油(焙煎していない100%純粋のもの)など、もちろん材料にもこだわります。
粉は最低3回は振るってほしい理由、お菓子作りにグラニュー糖が使われる訳、卵の別立て、共立ての仕上がりの違いなどなど、お菓子作りの知識をいろいろ教えていただきました。
「料理やスイーツに使うお酒も安価なものよりは飲んでおいしいお酒のほうが仕上がりは断然おいしくなります!」の説明に「へーぇっ!」とうなずきながらも「飲んでおいしいお酒はやっぱりそのまま飲んじゃうかも!?」と思ってしまう私(^_^;)

スポンジがきれいに焼き上がりました!ちょっとしたハプニングがあり、先生の指跡が・・これもご愛嬌(笑)

生地の焼き具合や、生クリーム、卵白の泡立て具合など五感を使って学べるのは実習の醍醐味ですね。

飾り付けデコレーションタイムは、ひとり1カップ、自分のを作ります。
1番楽しく、1番力の入る瞬間。
みなさん、真剣そのものですね(笑)
渾身の作ができあがりました!
全員の作品を並べてみると圧巻です!!
どうですか?
かわいいでしょう!?

こちらは先生の差し入れ。米粉で作った【バナナきな粉のプチケーキ】
3大アレルゲン(小麦粉、卵、乳製品)を使用していないので、アレルギーの人でも安心のお菓子です。
黒ゴマがぴったりマッチ。素朴でやさしいお味でした。
出来上がったモンブランを冷蔵庫で冷やすこと30分。
その時間を利用してなばなと苺の勉強会を行いました。それぞれの原産地、伝来、旬、生産地、保存方法、栄養など、ちょっぴりベジフルカルテを思い出しながら。
本州と北海道の比較なども取り入れて・・・
そしてお待ちかね、試食&歓談タイム。

結構なボリュームに見えますが、カップの中はふわふわのスポンジ、苺クリームの下には立派な「とちおとめ」が隠れています。なばなの香りがほんのりのスポンジは太白ごま油のおかげで、とってもすっきりした食感でした。スポンジもクリームもぐっと甘さひかえめ、手作りならではのお味です。そして苺の酸味が程よく効いて、ちっともしつこくなく全員一気に完食しました(笑)
どんな野菜とコラボできるか、四六時中、考えているという理代先生。「何歳からお菓子作りに目覚めたんですか?」「今までで、1番ミスマッチだった野菜は?」「3人のお子さんはどんなスイーツが好きですか?」など
会話も弾み、あっという間に時間が経ってしまいました。
和気あいあいと楽しく過ぎた3時間。一足お先に春を満喫させていただきました♪
みなさんのところにも春のお裾わけ、届きますように!

投稿 鈴木尚美