札幌市内にしかも都心部(札幌駅から徒歩圏内)に、生麩と湯葉の工場があったなんて、ご存知でしたか?
北に北大
南に植物園
西に知事公館
という、立地にあるこの場所は、古くから水脈があり札幌の良い地下水が眠っている場所だそうです。
http://www.fu-yuba.co.jp/
小山製麩所の創業は明治42年、創業者は小山松男現社長の祖父でした。
麩づくりを修業したのは、創業者の母が営んでいた旅館業に役立つという理由で、今も旅館や高級割烹、デパ地下などへの販売をされているそうです。
ただ、悲しい事に最近はバイキングやビュッフェ形式が主流になり、お膳を囲むということがグンと減っているようです。
今日は、小山社長さんの説明をうけながら、試食もしながら見学させていただきました。
毎度おなじみ白衣姿になると、誰が誰かわかりません。
中でも、一段とお肌ツヤツヤな社長さんは、毎日、良質の大豆イソフラボンと、たんぱく質をとられているからでしょうね。
工場内の撮影はOKで、個人で楽しんでいただくのもOKですが、
残念ながら、インターネット上の投稿は不可という事で、今回は写真はありません。。。。。。
というのも寂しいので、頂いたお土産と、帰りに1階のお店より購入してきた物を撮影しましたよ!
焼き麩・車麩です。
車麩は、バームクーヘンのように、3層にして焼くのですが、
なんとなんと、焼き立てを、社長さん自ら切り分けて下さいました。
ふだん、カチンコチンで水に戻して使う車麩の焼きたてって、
超高級フランスパンより美味しい!ふわふわで香ばしいんです。
そもそも麩は、小麦粉を水で練って洗ってグルテンを抽出するのですが、
自社工場でグルテンを作っている会社はほとんどないそうです。
泳いでいるグルテンちゃん、「わ~~~」と歓声があがりました。
生麩は、全てが手造り!!!
力仕事の練り練りは、若い職人さんが多く、
ここぞの場面には、ベテランさんが配置。
素晴らしい職人技ですね。これは、外部流出すると大変です。
写真はゆず麩饅頭です!めちゃ美味しい!!!
甘さ控えめで良質グルテンの生麩の中に柚子餡で、笹の葉にくるんであるので絶妙な香り!
小豆麩饅頭は、工場内で出来立て試食させていただきましたよ!
お惣菜の代表は、先日新聞でも紹介されていた、【ゆばもち鶏みそ懐石】を購入してきました。
一番最初に、豆乳~湯葉~豆腐などをつくっているスペースにご案内いただきましたが、
ふわ~~~~っと、良い香り!
目の前に豆乳が沸々していて、そこたら1番湯葉、2番湯葉・・・ととれるそうで、
何といっても濃厚で美味しいのは1番湯葉!
その1番湯葉だけを集めてつくった、湯葉もち!!!!!ってことですね。
湯葉といえば京都・・・と、思われがちですが、
どちらかというと京都の湯葉はあっさり系(選ばれている大豆の品種の違いですね)
小山さんの湯葉は、濃厚でとろ~~~~り!
北海道の寒暖の差を生かし、世界一美味しいといわれる大豆のの品種を契約栽培しているそうですよ!
見学の後は、お弁当を食べました!
手前は湯葉おこわに、湯葉や生麩が沢山入った、今月の北の麩弁当
奥は、お肉やお魚など、ボリューム満点の味彩弁当。
なんとなんと、この内容で798円。さすが工場直販店。
野菜ソムリエさん達も、生麩や湯葉に関しては、未知の部分が多く、感動されていました。
気になるのは、やはり、レシピについて!
社長さんおススメの、麩組合のHPはコチラ
↓
http://www15.ocn.ne.jp/~zenfukai/recipe/index.html
北海道は、車麩ざんぎがでていますよ!早速やってみよ!
バレンタインにおススメは、今年はチョコでなく、ハート麩はいかが!!!
男子のハートをガッチリは間違いない♪
http://www.fu-yuba.co.jp/namafu/namafu06.html#23heart
湯葉料理・麩料理に目覚め始めた私、次回は麩と湯葉を美味しく食べる企画を立てましょうか?
北海道の小麦農家と、大豆農家に直結している、湯葉と、麩、もっと毎日の献立にのると良いなあと思います。
今回の参加者は10名でした。
皆さん、ご参加ありがとうございました。
文責:A