7月21日に開催された「キッズ八百屋のオーガニック野菜夕市!」の活動をご報告します。今年もたくさんのキッズたちの笑顔があふれ、大盛り上がりでした!
夏の恒例企画「キッズ八百屋のオーガニック夕市!」
野菜ソムリエコミュニティ札幌は、札幌の夏の風物詩、市民参加型イベント、カルチャーナイトに参加しました。今年も、オーガニックグロッサリー サラダーマンさんのご協力をいただきました。近くに住む小学生とそのご家族が集まり、八百屋さんのお仕事を体験する、「キッズ八百屋のオーガニック野菜夕市!」です。
集まってくれたキッズたちは、野菜が好きな子も、嫌いな子もいていろいろです。まずは、立派な八百屋さんになるためのお勉強です。「トマトは野菜?果物?」「トマトはどこの国で生まれたの?」「どんな色のトマトが甘いの?」講座はクイズ形式です。トマトが好きなキッズも、嫌いなキッズも真剣に学びます。
かわいいキッズ八百屋さんの登場です
お勉強の後はお揃いのエプロンと色とりどりのバンダナに着替えて、八百屋さんに変身です。サラダーマンの前のスペースには、店主伊藤さんが仕入れた新鮮なオーガニック野菜が並んでいます。キッズ八百屋さんたちは、大きい声で「いらっしゃいませー!」「トマト、美味しいですよ!」とやる気満々です。
お客さんはまず、キッズたちのご家族です。買い物カゴにどっさり入った野菜を受け取ると、慣れない電卓を打って代金を計算します。何度も間違えながらようやく決まった金額を伝えて、お金を受け取ります。袋に入れた野菜とお釣りを渡せば、「ありがとうございました!」と見事な八百屋さんのお仕事です。他にも多くのお客さんが買い物に来てくれて、大盛り上がりの大忙しです。
見事に八百屋さんになったキッズたち
17時から19時まで、3回にわかれて販売するキッズ八百屋さんたち。楽しい八百屋さんのお仕事の時間は、あっという間に過ぎてしまいます。もうお仕舞いですと交代の声が上がると、キッズたちはまだ続けたい様子。
最後には、竹居田代表から「キッズ八百屋証明書」が授与されました。大仕事をやり遂げた立派な八百屋さんたちは、誇らしげな表情で受け取ります。夏の夜にちょっとだけ、八百屋のお仕事を体験したキッズたち。ほんの少しですが、大人っぽく見えました。
野菜を好きになってくれるキッズのために
ご参加いただいたキッズにはトマト嫌いの子もいました。そんな時は、お母さんに「トマト嫌い克服レシピ」もお渡しします。「これで、ぼくもトマト食べられるようになるかな?」 そんな無邪気な一言に、コミュニティ札幌の会員たちも、準備の苦労が吹き飛びます。
キッズたちは、野菜を好きになってくれたかな。また来年も成長した姿で参加してくれるかな。そんなことを思う、楽しい夜のイベントでした。
ご協力いただいた、お店をお借りしたサラダーマンさん、運営のカルチャーナイト実行委員会さん、本当にありがとうございました。