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野菜ソムリエコミュニティ 札幌

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北海道の新規就農・女性・高齢農家が抱える悩みとは?

 今回は、道内の行政機関の農家の担い手育成を担当する部署に勤務されているKさんとお会いしました。

K
さんは、北海道内で新規就農される方をサポートしたり、すでに農業に従事されている女性や高齢者の活躍を支援する仕事をされています。今回は、新規就農者や女性・高齢農家数のトレンドや、そんな皆さんの農業に対する想い、直面する課題をお聞きすることができました。野菜ソムリエとしてお手伝いできる事もいっぱいありそうです。

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①道内新規就農者・女性・高齢農家の最新トレンド

 まずお勉強から。Kさんが丁寧に教えてくれました。


「北海道には、平成27年で、38千戸の販売農家、10万人近い農業従事者がいます。ですが、ここ10年間で35千人も減ってしまいました。一方で、新規就農者は、毎年600人前後で、減少数を埋められるほどではありませんが、安定しています。」
不景気な年ほど、前の仕事を辞めて農業を始める人が多い傾向なんですって。


「新規就農者のうち、平成27年では、実家の農家を継いだ方達が75%で、それ以外の、農業に無縁だった方達の参入は25%もいました。しかも、この25%の農外からの参入の半分以上が野菜農家を目指しています。」Kさんは、野菜農家なら、限られた土地からでも始められることや、自分らしい個性あふれる商品を作れることが魅力なのでは、と分析していました。


 また、北海道内の農業従事者のうち、平成27年は46%が女性とのこと。農家は家族経営が多いので、おばあちゃん、お母さん、娘さんも家業の農業を手伝っていると考えると納得ですね。高齢化率は、北海道が36%でじわじわと上がっていますが、全国平均よりは低く推移しています。


※詳細な情報は、次のリンクから見られます。

北海道情報はこちら (リンク内第2回審議会資料2-2

全国平均はこちら


②新規参入や女性・高齢農家さんが困っていること

 Kさんは生産者の悩みについて、「新たに野菜農業を始める場合、農地をどう借りるか、農業技術をどう学ぶかは当然の悩みですが、同じかそれ以上に、販路や商品のあり方で困る方が多いようです。」と言っていました。また、新しいビジネスに挑戦しようとする女性や高齢農家の方達も同様に販路に悩まれる方が多いようですね。


 ①でお勉強した通り、新たに農業外から野菜農家になる方は、個性ある野菜を独自に売りたいという想いが強いです。また、女性や高齢農家さん達は、豊かな感性や、生活に根差した野菜を楽しむ知恵をお持ちです。こういった皆さんは、JAなどの既存の流通ルートにこだわらず、加工品を作ったり、農家レストランを始めたり、ネット直売を始めたりと、最近話題の「農業の6次産業化」につながる新しい発想で、販路を広げようと模索されています。


 しかし、野菜であっても人気商品の流行は目まぐるしく移り変わり、また、複雑な流通の仕組みも難しすぎて、新たなチャレンジが始められず悩んでしまうことがあるようです。オリジナル商品を独自販路で販売するには、自分で全てをやらなければならず、大変ですよね。


③野菜ソムリエコミュニティ札幌が一緒にできること

 我々、野菜ソムリエコミュニティ札幌には、生産者から、食品加工メーカー、流通業者から外食店経営者、また、プロ生活者とも言えるトレンドの最先端にいる方まで、多種多様で多才な会員が集まっています。我々が、新規参入の野菜農家さんや、新しいチャレンジをしたい女性・高齢野菜農家さん達と一緒にできることは無いでしょうか?


 Kさんからは、「道内にいくつかある農家ネットワークが、定期的に外部の方をお招きして勉強会をすることがあり、その時のテーマに合わせて、専門知識をお持ちの野菜ソムリエに講師として来てもらえないか。」とご提案いただけました。これは十分に可能性がありますし、こんな活動の機会を探していた!というコミュニティ会員さんもいらっしゃいますよね。私もそうです。


 他にももっと簡単に、外からの情報や刺激が欲しい農家さんと、それぞれの得意分野を持った野菜ソムリエが集まって、一緒に交流イベントを開くこともできます。一緒に農業体験をしたり、料理して食べたり、一般の生活者向けに一緒に販売することもできます。そこで新たな栽培品目、料理のメニューや販路など、思いもよらなかったアイディアが生まれるかもしれません。


 今回、熱心に時間をオーバーしてまでお話しいただいたKさんとは情報交換を続けていきます。できれば今年の野菜ソムリエコミュニティ札幌主催イベントに、Kさんからご紹介いただく生産者さんをお招きし、一緒に楽しみながら考えたいですね。


 以上、YSCS広報部の鈴木でした!


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by vfc-sapporo | 2017-02-22 10:59 | 飛び出せ!YSCS広報部 | Comments(0)
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